面接の日程が決まっているのに、スマホを握ったまま「やっぱり辞退したい……でも電話でなんて言えばいいんだろう」「怒られたりしないかな」と、画面を見つめて固まっていませんか。辞退の連絡は誰にとっても気が重く、つい後回しにしてしまいがちです。しかし、伝え方ひとつで相手に与える印象は大きく変わります。
プライム上場メーカーで7年以上採用業務に携わり、1,000人以上の面接を経験してきましたが、面接辞退の電話を受けるのは決して珍しいことではありません。むしろ、マナーを守って丁寧に伝えてくれた応募者には「次回また縁があれば一緒に働きたい」と感じることも多いほどです。逆に、無断キャンセルや横柄な辞退連絡は、社内で長く語り継がれてしまう側面もあります。
この記事を読み終えると、面接辞退の電話で「いつ」「何を」「どの順で」伝えればよいかが明確になり、相手に失礼なく、将来のチャンスも残せる辞退連絡ができるようになります。電話とメールの使い分けから、受付への取り次ぎ依頼〜電話の切り方までの全体フロー、理由別トークスクリプト6選、引き留められたときの断り方、繋がらないときの留守電・メール例文、選考段階別の注意点まで、この1本で完結する内容です。
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面接辞退は電話とメールどちらで伝える?採用担当者が教える使い分けの基準

面接辞退の連絡手段は大きく「電話」と「メール」に分かれますが、どちらが正解というわけではなく、状況に応じた使い分けが大切です。採用担当者として言えば、最優先すべきは「連絡しないこと」を避けること。そのうえで、面接日までの残り時間と選考の段階で判断するのが現実的です。
| 状況 | 推奨手段 |
|---|---|
| 面接日まで2営業日以内 | 電話(+メールで補完) |
| 面接日まで3営業日以上 | メールでも可 |
| 最終面接・役員面接の辞退 | 電話 |
| 選考初期(書類通過直後など) | メールでも可 |
| 当日・前日の辞退 | 必ず電話 |
| エージェント経由の応募 | エージェントに連絡(後述) |
採用担当者の本音:電話のほうが誠意は伝わりやすいですが、メールでも問題ありません。むしろ、深夜や早朝に「今すぐ電話しないと」と焦って中途半端な連絡をするくらいなら、丁寧なメールを翌朝に送るほうが好印象です。
電話が適しているのはこの4ケース
- 面接日まで2営業日以内の場合(企業の準備に直接影響するため)
- 最終面接や役員面接など、選考が大きく進んだ段階での辞退
- 転職エージェントを介さず、企業と直接やり取りしている場合
- 先方から電話で面接日程の連絡を受けていた場合(相手の連絡方法に合わせる)
メールが適しているのはこの4ケース
- 面接日まで3営業日以上の余裕がある場合
- 書類選考通過直後など、選考の初期段階の場合
- これまでのやり取りがすべてメールだった場合(証跡が残りやすい)
- 電話をかけても不在が続き、折り返しが得られない場合(メールで補完)
迷ったときは電話で連絡するほうが無難です。電話が繋がらなかった場合は留守電にメッセージを残し、念のためメールも送るのがベストな対応になります。電話とメールの併用は「二重連絡でしつこい」と思われることはなく、むしろ「丁寧な対応をする人」という印象を残します。
» 【コピペOK】面接辞退メールの書き方と例文|採用担当者が添削
面接対策に不安がある方は、転職のプロに相談するのも選択肢のひとつです。
そもそも辞退して大丈夫?電話をかける前に確認したい判断チェックリスト

辞退の電話は、一度かけてしまうと基本的に取り消せません。だからこそ、電話を手に取る前に「本当に辞退が最善か」を一度だけ立ち止まって確認することをおすすめします。採用担当者として多くの辞退を受けてきた経験から言うと、数日後に「やはり選考に戻りたい」と連絡が来るケースは意外と多く、その多くは一時的な不安や他社比較の焦りが原因でした。
- 当初の志望動機・キャリアプランと照らして、辞退の理由に一貫性があるか
- 不安の正体は「条件・待遇」か「業務内容」か「勢いや疲れ」か、言葉にできているか
- その不安は、面接の場や内定後の条件面談で解消できる可能性はないか
- 家族や転職エージェントなど、第三者の意見を一度聞いたか
- 辞退した場合、応募中の他社だけで選考パイプラインが細りすぎないか
辞退を再考したほうがよい3つのサイン
次のような状態に心当たりがある場合は、即断せず1日だけ置いてみてください。①「面接準備が間に合わないから」という理由で辞退したくなっている、②昨夜まで志望度が高かったのに、口コミや知人の一言で急に気持ちが冷めた、③他社の内定はまだ出ていないのに「たぶん出るから」と見込みで判断している——。いずれも一時的な感情で長期のキャリア判断をしているサインです。日程変更の相談であれば企業側は柔軟に応じてくれることがほとんどで、辞退よりずっと軽い連絡で済みます。
辞退を決めてよいケース
一方で、①他社の内定を受諾すると決めた、②家庭や健康の事情で転職活動自体を続けられない、③企業研究を深めた結果、事業内容や働き方が自分の軸と明確に合わないと分かった——この3つに当てはまるなら、辞退は前向きな決断です。迷いなく決めた辞退なら、あとは「早く・丁寧に」伝えるだけ。ここから先のマナーと例文に沿って連絡すれば、企業との関係を損なうことはありません。
ワンポイント:「辞退するか迷っているが面接日が近い」という場合は、辞退ではなく日程変更を打診するのが賢い選択です。「検討に少しお時間をいただきたく、面接日を1週間ほど後ろにずらしていただけないでしょうか」という相談は、採用担当者にとってごく普通の依頼で、マイナス評価にはなりません。
面接辞退の電話をかける前にやるべき4つの準備|これだけで失敗を防げる

「辞退します」とだけ伝えればいいわけではありません。電話をかける前に準備を整えておくと、緊張しても落ち着いて用件を伝えられます。以下の4つを事前に確認しましょう。
- 辞退理由を簡潔にまとめる(1〜2文)
- 電話で伝える内容を箇条書きでメモに書き出す
- 電話番号・採用担当者名・面接予定日を再確認しておく
- 静かな場所と、かける時間帯を先に確保しておく
1. 辞退理由を簡潔に1〜2文でまとめる
面接辞退の理由はさまざまですが、電話では簡潔に1〜2文で伝えられるよう整理しておくことが重要です。理由をだらだら説明すると言い訳に聞こえてしまい、相手の時間も奪ってしまいます。
| 辞退理由 | 電話での伝え方(例) |
|---|---|
| 他社から内定が出た | 他社からの内定をお受けすることにいたしました |
| 家庭の事情 | 家庭の事情により、転職活動を一時中断することにいたしました |
| 体調不良 | 体調を崩しており、当面の間治療に専念することにいたしました |
| 適性との不一致 | 改めて検討した結果、自分の適性と異なると判断いたしました |
| キャリアプランの変更 | キャリアの方向性を見直し、別の道に進むことを決めました |
| 現職に残ることにした | 現職での新たな役割をいただき、残留することにいたしました |
注意:「忙しくなった」「なんとなく合わない気がする」など曖昧な理由は避けましょう。採用担当者に不信感を与えるだけでなく、「うちより条件の良い会社があったのでは」と察した相手に余計な引き留めを誘発します。
2. 電話で伝える内容をメモに書き出す
緊張で言葉が出てこなくなることを防ぐために、伝える内容を箇条書きでメモしておきましょう。以下の5ステップでまとめると、誰でもスムーズに話せます。
- 名前と面接日を伝える(「○月○日に面接のお約束をいただいている○○と申します」)
- 辞退の意思を明確に伝える(「誠に申し訳ありませんが、面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました」)
- 理由を簡潔に述べる(「他社の内定をお受けすることにいたしました」など)
- 感謝の言葉を添える(「貴重な機会をいただき、ありがとうございました」)
- お詫びで締める(「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません」)
3. 電話番号・採用担当者名・面接予定日を再確認する
電話をかける直前に、メールに記載された電話番号・採用担当者名・面接予定日をもう一度確認しましょう。「○○様はいらっしゃいますか」と相手の名前を呼べると、第一声から丁寧な印象を与えられます。面接予定日を間違えて伝えると、相手が該当の予定を探せず確認の手間が増えてしまうので、ここも正確に。
4. 静かな場所と、かける時間帯を先に確保しておく
面接辞退は大切な連絡です。周囲の雑音が入らない静かな場所を選びましょう。自宅や個室がベストですが、難しい場合はビルのロビーや駅から離れた静かな場所でも構いません。電波が不安定な場所からかけると途中で切れてしまい、かけ直しの手間が生じます。「今日中にしよう」とぼんやり決めると先延ばしになるため、「明日の10時30分にかける」と時間まで決めてカレンダーに入れてしまうのがおすすめです。
面接辞退の電話のかけ方|受付への取り次ぎから切り方までの全体フロー

意外と見落とされがちですが、辞退の電話は採用担当者に繋がる前の「受付とのやり取り」から始まっています。最初に電話を受けるのは受付や部署の別の方であることが多く、そこでの話し方も含めて全体の流れを押さえておくと、本番で迷いません。電話をかけてから切るまでは、次の5ステップです。
「お忙しいところ恐れ入ります。○月○日に面接のお約束をいただいております○○と申します。採用ご担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか」と、名前・用件の相手・面接日をセットで伝えます。
取り次ぎ後は相手が代わっているため、「○月○日に面接のお約束をいただいている○○と申します。いまお時間よろしいでしょうか」と改めて名乗り、都合を確認します。
「先日は面接の機会をいただきありがとうございました」と感謝を先に置き、「誠に申し訳ございませんが、面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました」と結論、続けて理由を1〜2文で伝えます。
「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません」とお詫びしたあと、採用担当者が氏名や面接日を確認し直すことがあるため、落ち着いて答えます。
「お忙しいところありがとうございました。失礼いたします」と締め、相手が電話を切るのを待ってから、静かに終話します。
受付に取り次いでもらうときの言い方
「お忙しいところ恐れ入ります。わたくし、○月○日に面接のお約束をいただいております○○と申します。面接の件でご連絡いたしました。採用ご担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか」
受付の方に辞退の詳細まで話す必要はありません。「面接の件で」と用件の種類だけ伝えれば十分です。担当者の名前が分からない場合は「採用ご担当者様をお願いできますでしょうか」で問題ありません。もし受付の方に「ご用件を伺ってお伝えします」と言われた場合のみ、「恐れ入ります、○月○日の面接を辞退させていただきたい旨のご連絡です」と簡潔に伝えましょう。
担当者が不在だったときの対応
採用担当者が席を外している場合は、折り返しを依頼するのではなく、こちらからかけ直すのが原則です。辞退はこちらの都合による連絡のため、「何時ごろお戻りでしょうか。改めてこちらからお電話いたします」と戻り時間を確認して切りましょう。戻り時間が分からない・その日中に繋がらない場合は、留守電やメールで補完します(詳しくは後述の「電話が繋がらないときの対処法」をご覧ください)。
電話の切り方にも印象が出る
最後まで気を抜かないポイントが電話の切り方です。ビジネスマナーとしては「かけた側が先に切る」が原則ですが、辞退のお詫び連絡では相手が切るのを待つほうが丁寧です。固定電話の場合は受話器を置く音が響かないよう、フックを指でそっと押さえてから受話器を置くと最後まで良い印象で終えられます。スマホの場合も、挨拶が終わった直後に慌ただしく切らず、一呼吸置いてから終話ボタンを押しましょう。
面接辞退の電話で守るべき5つのマナー|採用担当者が重視するポイント

面接辞退の電話は、伝え方次第で企業との関係が大きく変わります。1,000人以上の面接に携わってきた採用担当者として、特に重視しているマナーを5つ紹介します。
- 辞退を決めたら、できるだけ早く連絡する
- 感謝の気持ちを最初に伝える
- 電話する時間帯は平日10〜16時を選ぶ
- 落ち着いた口調で、ゆっくりはっきり話す
- 無断キャンセルは絶対に避ける
マナー1:できるだけ早く連絡する
面接辞退を決めたら、その日のうちに連絡するのが理想です。遅くとも面接日の2〜3営業日前までには必ず伝えましょう。企業側は面接のために会議室の予約や面接官のスケジュール調整を行っています。早めに連絡すれば、企業は他の候補者への対応に時間を使えます。
採用担当者の本音:正直に言うと、前日や当日のドタキャンは社内のチャットや採用システムで共有されることがあります。同じ業界・グループ会社で転職する可能性があるなら、早めの連絡は「自分自身を守る行動」でもあると考えてください。
マナー2:感謝の気持ちを最初に伝える
辞退の電話では、用件を伝える前にまず面接の機会をいただいたことへの感謝を述べましょう。「面接の機会をいただきありがとうございました」と冒頭で伝えるだけで、相手の受け取り方は大きく変わります。選考プロセスを通じて得られた学びがあれば、それを一言添えるとさらに好印象です。
好印象を与える感謝フレーズ
・面接の機会をいただき、ありがとうございました
・御社の事業内容について詳しくお聞きでき、大変勉強になりました
・選考を通じて、自分のキャリアを見つめ直す良い機会をいただきました
マナー3:電話する時間帯は平日10〜16時を選ぶ
一般的に、平日の10時〜16時が電話に最適な時間帯です。始業直後(9時台)は朝礼やメール確認で忙しく、12時〜13時はお昼休憩のため避けましょう。17時以降は退社準備や残業に入る時間帯で、採用担当者が落ち着いて対応しづらい場合があります。特に10時〜11時半、14時〜16時がもっとも繋がりやすい時間帯です。ただし、当日・前日の辞退だけは例外で、始業時間の直後に一刻も早くかけるのが優先されます。
マナー4:落ち着いた口調で、ゆっくりはっきり話す
緊張すると早口になり、肝心の名前や面接日が聞き取れないことがあります。採用担当者は1日に多くの電話を受けるため、「誰からの」「いつの面接の」連絡なのかが最初に聞き取れるかどうかで、その後のやり取りのスムーズさが決まります。手元のメモを見ながら、普段の7割くらいのスピードを意識して話すとちょうどよく伝わります。声が震えてしまいそうな方は、立ち上がって電話すると姿勢が安定し、声も通りやすくなります。
マナー5:無断キャンセルは絶対に避ける
連絡なしの辞退(いわゆるバックレ)は、社会人として絶対にやってはいけない行為です。企業は応募者のために面接の準備を進めています。無断で欠席すると、企業との関係が完全に断たれるだけでなく、同じ業界・グループ会社・取引先に転職する際に不利になる可能性もあります。どんな事情があっても、必ず一本連絡を入れましょう。
【理由別】面接辞退の電話トークスクリプト6選|そのまま使える例文集

実際に電話で使えるトークスクリプトを理由別に6パターン紹介します。太字の部分をご自身の状況に合わせて変えれば、そのまま使えます。どのパターンも「名乗り → 感謝 → 辞退の意思 → 理由 → お詫び」の流れを守っています。
ケース1:他社の内定を受けることにした場合
「お忙しいところ恐れ入ります。○月○日に面接のお約束をいただいている○○と申します。採用ご担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか」
(担当者に繋がったら)
「お忙しいところ申し訳ございません。先日は面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。大変心苦しいのですが、他社からの内定をお受けすることに決めましたため、今回の面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました。貴重なお時間をいただいていたにもかかわらず、このようなお返事となり大変申し訳ございません」
他社名を聞かれた場合は、無理に答える必要はありません。「申し訳ございませんが、先方との関係もございますので社名は控えさせていただけますでしょうか」と丁寧に断りましょう。採用担当者もそれ以上踏み込むことは基本的にありません。
ケース2:家庭の事情で辞退する場合
「先日は面接の機会をいただき、ありがとうございました。大変申し訳ないのですが、家庭の事情により転職活動を一時中断することになりました。そのため、今回の面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました。せっかくの機会をいただきましたのに、このような結果となり誠に申し訳ございません」
家庭の事情については、詳しく説明する必要はありません。「家族の介護が必要になりまして」「家族の体調不良がございまして」など一言添える程度で十分です。企業側も理解を示してくれるケースがほとんどですので、正直に伝えましょう。
ケース3:体調不良で辞退する場合
「先日は面接の機会をいただき、ありがとうございました。実は体調を崩してしまい、医師から当面の間安静にするよう指示を受けました。誠に申し訳ございませんが、今回の面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました。回復しましたら改めて御社の採用情報を拝見したいと思いますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします」
体調不良の場合、症状を詳しく説明する必要はありません。「体調を崩しており」「治療に専念するため」といった表現で十分です。回復後の再応募の意思を伝えておくと、将来の選択肢を残せます。
ケース4:適性が合わないと感じた場合
「先日は面接の機会をいただき、ありがとうございました。御社の業務内容について改めて検討いたしましたところ、自分の適性やキャリアプランとは異なる部分があると判断いたしました。誠に勝手ではございますが、今回の面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました。ご期待に沿えず大変申し訳ございません」
「合わない」という表現を直接使うのではなく、「自分の適性と異なる部分がある」と主語を自分側に置くのがポイントです。企業批判と受け取られないよう注意しましょう。
ケース5:現職に残ることにした場合(カウンターオファー受諾)
「先日は面接のお時間をいただき、誠にありがとうございました。現職の上長より新たな役割の打診をいただき、社内で挑戦することにいたしました。そのため、誠に勝手ではございますが今回の面接を辞退させていただきます。貴社のお話を伺ったからこそ、自分のキャリアを真剣に考え直すきっかけとなりました。心より御礼申し上げます」
現職残留での辞退は、転職市場では珍しくありません。「貴社の選考があったからこそ考え直せた」と前向きに伝えると、採用担当者にも納得感が伝わり、関係を良好に保てます。
ケース6:急な事情で当日・前日に辞退する場合
「○月○日 ○時より面接のお約束をいただいている○○と申します。急なご連絡で大変申し訳ございません。採用ご担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか」
(担当者に繋がったら)
「直前のご連絡となり、誠に申し訳ございません。実は○○の事情で本日伺うことが難しい状況となり、急きょ面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました。貴重なお時間を確保いただいていたにもかかわらず、ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません」
当日・前日の辞退連絡は、何より始業時間直後に電話するのが鉄則です。理由は具体的に伝えすぎず、しかし「事情があって伺えなくなった」ことだけははっきり伝えてください。詳細を聞かれた場合のみ、最低限の事実を答える形で十分です。
【選考段階別】面接辞退の連絡で気をつけたいポイント|一次面接から内定後まで

同じ「面接辞退」でも、選考のどの段階かによって企業側の受け止め方と適切な連絡方法は変わります。選考が進んでいるほど企業の期待値と投じた工数は大きくなるため、後半の辞退ほど丁寧さが求められると考えてください。
| 選考段階 | 推奨手段 | ポイント |
|---|---|---|
| 書類通過直後〜一次面接前 | メールでも可 | 担当者レベルで完結。事務的でOK |
| 一次面接後〜二次面接前 | 電話が望ましい | 面接官の評価工数が発生済み |
| 最終面接前 | 電話 | 役員・社長の予定が押さえられている |
| 内定後 | 電話+メール | 入社準備が始まっている。最速で連絡 |
書類選考通過直後〜一次面接前:もっとも気軽に辞退できる段階
この段階の辞退は、企業側もある程度織り込んでいます。応募者と企業の接点がまだ浅く、調整コストも小さいため、3営業日以上の余裕があればメールでの辞退でも失礼にはあたりません。ただし「応募したことすら忘れていた」と思われるような時間放置は禁物です。辞退を決めたその日のうちに連絡しましょう。
一次面接後〜最終面接前:電話で誠意を伝えたい段階
一度でも面接を受けたあとの辞退は、面接官があなたの評価に時間を使ったあとの辞退です。特に最終面接前の辞退は、役員や社長のスケジュールがすでに押さえられていることが多く、電話で直接伝えるのが望ましい段階になります。「ここまで選考を進めていただいたのに申し訳ない」という気持ちを、感謝の言葉に乗せて伝えましょう。最終面接まで進んだ企業とは、業界内で今後も接点が生まれる可能性が高いことも意識しておきたいポイントです。
内定後の辞退:面接辞退とは重みが違うことを理解する
内定後の辞退(内定辞退)は、法律上は入社2週間前までは可能とされていますが、企業側は入社手続き・配属計画・受け入れ準備を始めているため、面接辞退よりはるかに影響が大きい連絡になります。決めたら1時間でも早く電話で伝え、そのあとに書面(メール)でも記録を残すのが誠実な手順です。内定承諾書を提出したあとの辞退は、より丁寧なお詫びが必要になることも覚えておいてください。
転職活動をひとりで進めるのが不安な方は、プロのサポートを活用するのも選択肢です。
面接辞退の電話でやりがちなNG行動5つ|採用担当者が見ているチェックポイント

1,000人以上の面接に携わる中で、残念ながらマナー違反の辞退連絡を受けることも少なくありませんでした。以下の5つのNG行動は特に多いパターンです。心当たりがないか確認しておきましょう。
NG1:曖昧な理由でごまかす
「ちょっと事情がありまして……」「考えが変わりまして……」のように曖昧な理由を述べると、採用担当者に不信感を与えてしまいます。詳細を話す必要はありませんが、「他社の内定を受けることにした」「家庭の事情で転職を見送ることにした」など、辞退の大まかな理由は明確に伝えましょう。
NG例:「ちょっと都合が悪くなりまして」→ 理由が不明で不誠実な印象
OK例:「他社の内定をお受けすることにいたしました」→ 明確で誠実な印象
NG2:準備なしで電話をかける
伝える内容を整理せずに電話をかけると、言葉に詰まったり要点が伝わらなかったりします。事前に伝えたい内容をメモにまとめてから電話しましょう。特に「名前」「面接予定日」「辞退理由」「感謝の言葉」は最低限メモしておくべき項目です。メモを目の前に置いておくだけで、緊張による失敗を大きく減らせます。
NG3:感情的になってしまう
緊張や罪悪感から、必要以上に謝り続けたり、泣いてしまったりする方がいます。過剰な謝罪や不安定な口調は、相手を困惑させる原因になります。電話の前に深呼吸をして、落ち着いた状態で臨みましょう。謝罪は「ご迷惑をおかけし申し訳ございません」を1〜2回で十分です。
NG4:連絡のタイミングが遅すぎる
面接の前日や当日に辞退の連絡をすると、企業側は代替の面接官手配や会議室のキャンセルができません。辞退を決めた時点で、すぐに連絡するのが鉄則です。どうしても電話が繋がらない場合は、留守番電話にメッセージを残した上で、メールでも連絡しましょう。「電話が繋がらなかったので連絡しなかった」は言い訳になりません。
NG5:相手の言葉を遮って一方的に伝える
「とにかく辞退したい」という気持ちから、相手の質問や挨拶を遮って用件だけ伝えて切ろうとする方がいます。採用担当者は最低限の確認事項(面接日・氏名)をその場で取り直すことがあるため、落ち着いて相手の話を最後まで聞きましょう。電話を切るのは、相手の「承知しました」を確認してからにしてください。
引き留められたときの上手な対応方法|断り方の例文付き

面接辞退を伝えた際に、企業側から引き留められるケースは珍しくありません。特に選考が進んだ段階では、「もう一度考え直してほしい」「条件を再提示したい」と言われることがあります。
採用担当者の本音:引き留めるのは、応募者に魅力を感じているからです。ただし、それに応じる義務はまったくありません。丁寧に、しかし毅然と断ることが、お互いの時間を無駄にしない最善の対応です。
引き留めに対する断り方の基本例文
「大変ありがたいお言葉をいただき、恐縮です。しかしながら、慎重に検討を重ねた結果の決断ですので、今回は辞退のお気持ちは変わりません。ご理解いただけますと幸いです」
引き留めに対して大切なのは、以下の3つのポイントです。
- 感謝を示す:「ありがたいお言葉」と引き留めを前向きに受け止める
- 決意の固さを伝える:「慎重に検討した結果」と熟慮したことを示す
- 関係を断たない:「今後ご縁がありましたら」と将来の可能性を残す
「少し考えさせてください」と答えるのが最大のNG
やってはいけないこと:引き留めに動揺して「少し考えさせてください」と答えてしまうと、結局もう一度断る電話をかけることになります。辞退の意思が固いなら、その場でしっかり伝えましょう。その場の優しさは、後でお互いの負担を倍にします。
条件交渉を持ちかけられた場合の応答
「給与を見直すので考え直してほしい」「配属先を相談しましょう」など、条件交渉を持ちかけられた場合は、その場で即答する必要はありません。本当に条件次第で気持ちが変わるなら一度持ち帰り、気持ちが変わらないなら「ご提案は大変ありがたいのですが、すでに他社に承諾をお伝えしておりまして」と、すでに動けない状況であることを丁寧に伝えるのが角の立たない対応です。
採用担当として何百人と面接してきて、はっきり言えることがあります。それは、企業分析が浅いまま面接に来る方が、驚くほど多いということ。求人票と採用ページだけ見て臨む方が大半で、面接官の側から見ると「準備の差」がはっきり見えてしまいます。企業分析にはいくつか方法がありますが、その一つに口コミがあります。採用担当として正直に言えば、私自身も自社の口コミは時々チェックします。それくらい、求人票や面接では見えない“現場の温度感”が口コミからは読み取れるんです。
採用担当者から見た「印象に残る辞退連絡」と「最悪の辞退連絡」

辞退連絡を受け取る採用担当者の側から見ると、応募者の対応は大きく3パターンに分かれます。1,000人以上の面接を経験した立場から、それぞれの印象を率直にお伝えします。
好印象に残る辞退連絡の特徴
- 辞退を決めた当日〜翌日には電話で連絡が入っている
- 冒頭で「面接の機会をいただき、ありがとうございました」と感謝を伝えてくれる
- 辞退理由を簡潔に、しかし正直に伝えてくれる
- 電話後に改めてお礼と辞退のメールを送ってくれる
- 「また機会がありましたらぜひ」と将来への含みを残してくれる
こうした対応をしてくれた応募者は、1〜2年後に再応募してきた際、過去の対応の良さがプラス評価につながることもあります。実際に、過去に丁寧に辞退してくれた方を、別ポジション募集時に採用担当者側から声をかける事例も珍しくありません。
最悪の印象を残す辞退連絡のパターン
- 無断キャンセル(バックレ)
- 前日・当日になってメールだけで辞退してくる
- 理由を聞いても「ちょっと事情があって」としか答えない
- 引き留められた瞬間に電話を一方的に切る
- 他社の悪口や、面接官への不満を辞退理由にする
同じ業界の採用担当者同士は、思っている以上に横のつながりがあります。「あの応募者、当日バックレで困った」という話は、業界の飲み会や勉強会で共有されることもあるのが現実です。数年後に別の会社で再会する可能性も含め、最後の対応こそ丁寧にしておきたいところです。
電話の心理的ハードルを下げる3つのコツ|「気が重くてかけられない」を解決

頭では「早く電話しなきゃ」と分かっていても、スマホを握ったまま手が動かない——これは多くの方が経験する状態です。心理的なハードルを下げる3つのコツを、採用担当者目線でお伝えします。
コツ1:相手の反応を「想像しすぎない」
「怒られるかも」「呆れられるかも」と想像してしまいがちですが、採用担当者にとって辞退連絡は「よくある業務」のひとつです。1社で年間数十件〜数百件の辞退を受け取っているため、ひとつの辞退に対して感情的に反応することはほぼありません。むしろ「次の候補者に集中できる」と前向きに受け止めるケースも多いのが実情です。
コツ2:30秒で済むことを意識する
辞退の電話は、慣れた採用担当者なら30秒〜1分で終わります。「名乗り → 感謝 → 辞退 → 理由 → お詫び」のメモを目の前に置けば、あっという間に終わる手続きだと割り切れます。「これから1時間も苦しい時間が続く」というイメージが、最大の心理的ブレーキになっていることが多いです。
コツ3:「電話する時間」をカレンダーに固定する
「今日中にしよう」とぼんやり決めると先延ばしになりがちです。「明日の10時30分に電話する」とカレンダーに15分の予定を入れてしまうと、覚悟が決まります。電話前に深呼吸を3回、メモを声に出して2回練習。それだけで、本番はずいぶん落ち着いて話せます。
ワンポイント:どうしても声が震えてしまう人は、立ち上がって電話するのがおすすめです。座っているより姿勢が安定し、声も通りやすくなります。
電話が繋がらないときの対処法|留守電の残し方とフォローメール例文

勇気を出して電話をかけたのに、担当者不在や留守番電話——これも実際によくある場面です。「繋がらなかったからまた今度でいいや」と放置するのがいちばん危険で、繋がらなかったときこそ「留守電+メール」の二段構えで確実に用件を届けるのが正解です。
留守番電話に残すメッセージ例文(30秒以内)
「お世話になっております。○月○日に面接のお約束をいただいております○○と申します。誠に申し訳ございませんが、一身上の都合により面接を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。改めてメールでもご連絡いたします。ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。失礼いたします」
留守電で大切なのは、名前・面接日・辞退の意思の3点を短く明瞭に残すことです。詳しい理由まで吹き込む必要はありません。録音時間には限りがあるため、30秒以内を目安にまとめ、早口にならないよう注意しましょう。留守電を残しただけでは相手が聞き逃す可能性もあるため、必ずメールでのフォローをセットにします。
電話が繋がらないときに送るフォローメール全文例
件名:面接辞退のご連絡(○○○○)
株式会社○○
人事部 採用ご担当 ○○様
お世話になっております。○月○日○時より面接のお約束をいただいております○○と申します。
先ほどお電話いたしましたが、ご不在のようでしたのでメールにて失礼いたします。
誠に勝手ではございますが、一身上の都合により、面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました。
貴重な機会をいただいたにもかかわらず、このようなお返事となり大変申し訳ございません。
本来であれば直接お電話でお詫びすべきところ、メールでのご連絡となりますことをご容赦ください。
末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
――――――――――
○○ ○○(氏名)
電話:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.com
件名は「面接辞退のご連絡(氏名)」と、開封前に用件と差出人が分かる形にするのがポイントです。本文には「お電話したが不在だった」経緯を一言添えると、「メールで済ませようとした」という誤解を防げます。送信後、翌営業日の午前中にもう一度だけ電話を入れると、より確実で丁寧です。
折り返し電話がかかってきたときの対応
留守電やメールを見た採用担当者から折り返しの電話が来ることもあります。その際は「お忙しい中お電話いただき、申し訳ございません」とまずお詫びし、改めて辞退の意思と感謝を口頭で伝えましょう。すでにメールで伝えた内容と同じで構いません。知らない番号からの着信を怖がって出ない・かけ直さないのがもっとも印象を損ねます。応募中の企業の電話番号は、着信に気づけるよう連絡先に登録しておくと安心です。
転職エージェント経由で応募している場合の辞退の流れ|直接電話は不要

転職エージェント経由で応募している場合、原則として企業に直接電話する必要はありません。エージェントが企業との間に立って辞退の連絡を代行してくれます。流れを整理しておきましょう。
エージェント経由の辞退連絡 4ステップ
- 担当キャリアアドバイザーにメール or 電話で連絡:「○○社の面接を辞退したい」と意思を伝える
- 辞退理由を正直に共有:他社内定・条件不一致・現職残留など。今後の案件紹介の参考にしてもらう
- エージェントが企業に辞退連絡を代行:応募者は基本的に直接連絡しない(エージェント経由のルートを崩さない)
- 必要に応じてお礼のメッセージを残す:エージェント経由でも「お世話になりました」のお礼は伝える
エージェントへの辞退連絡で気が引ける必要はありません。担当アドバイザーにとって選考辞退の取り次ぎは日常業務のひとつで、むしろ理由を正直に共有してもらえたほうが、次の求人提案の精度が上がります。「なんとなく合わなそうだから」と曖昧に伝えるより、「面接で聞いた残業時間が想定と違った」のように具体的に伝えるのがおすすめです。
エージェント経由でも自分から連絡したほうがいいケース
- 面接日まで24時間を切っており、エージェントが営業時間外で連絡が取れない場合
- エージェント担当者と長期間連絡が取れず、応募者本人で対応せざるを得ない場合
- 企業の役員と直接やり取りしていて、応募者本人の言葉が必要な状況
上記のような緊急時は、まず企業に直接電話で謝意と辞退を伝えたあと、エージェントにも事後報告を入れます。「企業 → エージェント」の順で連絡することで、二重連絡や混乱を最小化できます。
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面接辞退後も将来のチャンスを残す3つの方法

面接を辞退しても、その企業との縁が完全に切れるわけではありません。丁寧な対応を心がければ、将来の再応募やビジネス上の関係構築につながる可能性があります。
方法1:電話の後にお礼のメールを送る
電話で辞退を伝えた後、改めてお礼と辞退のメールを送るのがベストです。メールが記録として残るため、企業側の事務処理もスムーズになります。
件名:面接辞退のお詫びとお礼(○○)
○○株式会社
人事部 ○○様
お世話になっております。○○と申します。
先ほどお電話にてお伝えいたしましたとおり、誠に勝手ではございますが、○月○日の面接を辞退させていただきます。
面接の機会をいただいたにもかかわらず、このようなお返事となり大変申し訳ございません。
末筆ながら、御社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
» 面接後のお礼メール完全ガイド|タイミング・例文・件名まで
方法2:「再応募の余地がある」旨を伝える
辞退する際に「今後、機会がありましたらぜひ改めてご縁をいただきたい」と一言添えると、企業側にも好印象が残ります。実際に、1〜2年後に同じ企業に再応募して内定を得る方は少なくありません。辞退の理由が「他社入社」や「家庭の事情」など一時的なものであれば、再応募はまったく問題ありません。
方法3:転職エージェントに状況を共有しておく
転職エージェント経由で応募していた場合は、辞退の意思をエージェントに伝え、企業への連絡を代行してもらうのが一般的です。エージェントは企業との間に立って辞退の連絡をしてくれるため、直接電話するよりも心理的なハードルが下がります。今後の転職活動のサポートも引き続き受けられるので、辞退の理由や次に希望する条件もあわせて共有しておきましょう。
» 失敗しない転職エージェントの選び方|採用担当者が本音で語る
どのエージェントが自分に合うか迷ったら、こちらの比較記事もご覧ください。
面接辞退の電話に関するよくある質問

- 面接辞退をする人はどのくらいいますか?
- 一般的に応募者の10〜20%程度が面接を辞退するといわれています。新卒採用では20〜30%、中途採用では10〜15%が目安です。景気が良いときは選択肢が増えるため辞退率が上がる傾向がありますが、面接辞退自体は珍しいことではありません。採用担当者も慣れていますので、過度に恐縮する必要はありません。
- 電話が繋がらないときはどうすればいいですか?
- 留守番電話にメッセージを残した上で、メールでも辞退の連絡を入れましょう。メールの件名に「面接辞退のご連絡」と明記し、「お電話いたしましたがご不在でしたので、メールにてご連絡いたしました」と書き添えれば丁寧です。翌営業日にもう一度電話をかけると確実です。
- 面接辞退に違約金やペナルティはありますか?
- ありません。面接辞退は応募者の正当な権利であり、辞退を理由に違約金や損害賠償を請求されることはありません。ただし法的なペナルティがない一方で、無断キャンセルは同じ業界内での信用を損なう「見えないペナルティ」につながる可能性があります。必ず連絡を入れたうえで辞退しましょう。
- 採用担当者が不在のとき、電話に出た別の方に辞退を伝えてもいいですか?
- 急ぎの場合(面接前日・当日など)は、電話に出た方に伝言をお願いして構いません。「恐れ入りますが、○月○日の面接を辞退させていただきたい旨、○○様にお伝えいただけますでしょうか」と依頼し、あわせてメールでも連絡を入れておくと確実です。時間に余裕がある場合は、担当者の戻り時間を確認してかけ直すのが丁寧です。
- 面接辞退をした企業に再応募できますか?
- はい、再応募は可能です。ただし、辞退理由が解消されていることが前提です。再応募の際は「以前辞退させていただいた○○です」と正直に伝え、状況の変化や自身の成長をアピールしましょう。採用担当者に事前に相談してから応募するのも有効な方法です。
- 面接の当日に辞退の電話をしても大丈夫ですか?
- 当日の辞退連絡はできる限り避けるべきですが、やむを得ない事情(急な体調不良・事故など)がある場合は始業時間に合わせてすぐに電話しましょう。理由を正直に伝え、丁重にお詫びすれば理解を示してもらえるケースがほとんどです。無連絡で欠席するよりも、はるかに印象は良くなります。
- 転職エージェント経由の場合も自分で電話すべきですか?
- 転職エージェントを利用している場合は、まずエージェントに辞退の意思を伝えてください。企業への連絡はエージェントが代行してくれるため、自分で直接電話する必要は基本的にありません。ただし、エージェントには辞退理由を正直に伝え、今後の転職活動の方向性も共有しておきましょう。
- 辞退の電話で「なぜ辞退するのか」を詳しく聞かれたら、どこまで答えるべきですか?
- 詳細を答える義務はありません。「他社の内定をお受けすることにいたしました」「家庭の事情で転職活動を一時中断いたします」など、1〜2文で答えれば十分です。他社名や家族構成などプライベートな内容を聞かれた場合は、「申し訳ございませんが、こちらは控えさせていただけますでしょうか」と丁寧に断って構いません。
- 会社の代表番号と採用担当者の直通電話、どちらにかけるのが良いですか?
- 採用担当者の直通電話または直接連絡が取れる番号があればそちらが優先です。メールに記載された署名や、これまでのやり取りで案内された番号を確認しましょう。代表番号しか分からない場合は「採用ご担当の○○様をお願いいたします」と取り次ぎを依頼すればOKです。
まとめ|面接辞退の電話は「早く・丁寧に・感謝を込めて」

面接辞退の電話は気が重いものですが、マナーを守って丁寧に伝えれば、企業との関係を良好に保つことができます。この記事のポイントを振り返りましょう。
- 電話とメールは状況で使い分ける:面接日まで2営業日以内なら電話、余裕があればメールでもOK
- 辞退を決めたらすぐに連絡する:遅くとも面接の2〜3営業日前までに伝える
- 「名乗り → 感謝 → 辞退 → 理由 → お詫び」の順で伝える:メモを用意すれば30秒〜1分で終わる
- 繋がらなければ留守電+メールの二段構え:放置がいちばん印象を損ねる
- 引き留められても毅然と断る:「少し考えさせてください」は最大のNG
- 将来のチャンスを残す対応を:お礼メールの送付や再応募の意思を伝えておく
面接辞退は決して悪いことではありません。大切なのは、相手への感謝と敬意を持って誠実に対応すること。この記事で紹介したトークスクリプトやマナーを参考にすれば、30秒〜1分で電話を終え、自分も相手もすっきりした気持ちで次に進めるはずです。辞退連絡を済ませた後は、気持ちを切り替えて次の選考の準備を進めていきましょう。ひとりで進めるのが不安な方は、転職エージェントを活用するのも有効な選択肢です。


