【面接成功の鍵】忘れてはいけない持ち物を紹介!Web面接に必須のアイテムも!

  • 面接には何を持って行けばいい?
  • 面接に持って行くと便利なものはなに?

面接の持ち物をしっかり準備しておかないと、当日会場で焦るだけでなく、面接官に悪い印象を与えてしまいます。私はプライム上場メーカー企業で7年以上採用業務に関わり、これまで1,000人以上の方を面接してきました。この記事では、面接に持参すべき必須アイテムや、Web面接に役立つグッズなどを紹介します。この記事を読めば、面接で必要な持ち物がわかり、面接に自信をもって臨むことが可能です。

面接の持ち物を把握して、面接の成功率を高めましょう。
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目次

面接に必須の持ち物

面接に必須の持ち物は、以下のとおりです。

  • A4サイズの書類が入るバッグ
  • 応募書類の原本とコピー
  • 求人情報のコピーと会社案内
  • 筆記用具
  • スマートフォン・携帯電話
  • 応募先の電話番号と担当者名のメモ
  • 腕時計
  • 現金・交通系ICカード
  • ハンカチ・ティッシュ

上記のアイテムをしっかり準備すると、面接に落ち着いて臨めます。
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A4サイズの書類が入るバッグ

面接で持参する書類を収納するために、A4サイズの書類が入るバッグを選びましょう。履歴書や職務経歴書などの重要書類を折り曲げずに持ち運べて便利です。バッグは耐久性があり、高級感のある素材を選びましょう。色は黒やダークブラウンなど、落ち着いた色が無難です。

内部に複数のポケットがあると小物を整理しやすく、必要なものをすぐに取り出せるため便利です。

応募書類の原本とコピー

面接時には、履歴書や職務経歴書などの応募書類のコピーを複数準備しましょう。経歴やスキルに関連する情報を書類で確認し、面接中の質問に対応できるよう、コピーが手元にあると安心です。面接官が複数いる場合は、それぞれに書類を提供できるように複数のコピーを用意しましょう。

書類は折れたり汚れたりしないよう、クリアファイルや封筒に入れて保護します。コピーする際には、文字がはっきりと読めるように注意し、見やすい書類を用意することが重要です。

求人情報のコピーと会社案内

求人情報(募集要項)と会社案内を事前にしっかりと読み込むと、面接時の質問準備が整い、自信をもって対応できます。求人情報の内容を把握しておくことで、求められる人材が把握でき、面接官の質問に対して適切に答えられるようになります。求人情報(募集要項)でわかる情報は、以下のとおりです。

  • 求人の職種
  • 職務内容
  • 応募資格・実務経験
  • 勤務地
  • 勤務時間
  • 給与
  • 福利厚生

会社案内には、以下のような情報が含まれています。

  • 基本情報(設立年月日、従業員数など)
  • 事業内容
  • 企業文化・理念

会社の事業戦略や将来性についても事前に把握しましょう。自分が企業でどのように貢献できるかを具体的にアピールできるため、面接官に良い印象を与えられます。

筆記用具

面接で必要な筆記用具は、以下のとおりです。

  • ボールペン
  • シャープペンシル
  • 予備の筆記用具
  • スケジュール帳やノート

筆記用具を選ぶ際には、機能性を考慮することが大切です。ボールペンは黒インクが推奨されます。シャープペンシルは0.5mmか0.7mmが一般的で、細かいメモ書きや図の描画に最適です。面接当日のスケジュール管理をスムーズにし、安心して面接に臨めるようにしましょう。

スマートフォン・携帯電話

スマートフォンや携帯電話は、面接に関する情報をまとめ、面接の日時や場所の確認にも便利なアイテムです。スケジュール管理アプリを利用することで、計画が容易に立てられます。移動中でも企業の情報を調べたり、準備を進めたりできます。事前に充電状況を確認し、企業情報がすぐに見られるように情報を整理しましょう。

面接先からの緊急連絡に対応できるよう、通知はオンにしておくことをおすすめします。

応募先の電話番号と担当者名のメモ

応募先の採用担当部署の電話番号と担当者名をメモしておくと、万が一の状況でも迅速に対応可能です。交通機関の遅延や急な体調不良などが発生した場合、すぐに連絡を取って状況を伝えられます。

腕時計

腕時計は、面接中にさっと時間を確認でき、時間を重視する姿勢をアピールできるアイテムです。面接時にスマートフォンを取り出して、時間を確認する行動は避けましょう。面接に適した腕時計のタイプは、以下のとおりです。

  • メカニカルウォッチ
  • クォーツウォッチ
  • スマートウォッチ

基本はデザインがシンプルで、派手すぎないものを選びましょう。

現金・交通系ICカード

交通系ICカードを利用することで、移動中の不便を避け、スムーズに目的地に移動できます。事前に残高を確認し、適宜チャージしておくことで、公共交通機関の利用時に便利です。現金は自動販売機やコインロッカーなど、小規模な支払いに対応するために、少額を持参しましょう。

ハンカチ・ティッシュ

面接において清潔感を保つことは重要です。ハンカチやティッシュは面接時に欠かせません。手を洗った後はハンカチでしっかり手を拭きましょう。緊張して手に汗をかく場面や、風邪やアレルギーで急に汗や鼻水が出た場合に、ティッシュが役立ちます。面接中に衣服で顔や手を拭くようなことは、絶対に避けましょう。

面接の際に用意しておくと良い持ち物

面接の際に用意しておくと良い持ち物は、以下のとおりです。

  • 面接会場周辺の地図
  • 身だしなみを整えられるもの
  • 身分証明書
  • 印鑑
  • 予備のストッキング
  • モバイルバッテリー

上記のアイテムを事前に準備しておくと、面接当日に焦ることなく、安心して臨めます。

面接会場周辺の地図

面接会場周辺の地図を用意し、スムーズに面接場所に到着できるようにしましょう。面接の日に迷わないように、事前に会場の位置を確認し、どのようにして会場に行くかを計画することが必要です。会社の公式ウェブサイトやGoogleマップを利用して、面接会場の正確な位置を確認します。

最寄りの交通機関の情報を調べてどの路線を利用するか、乗り換えが必要かを確認し、移動計画を立てます。面接会場周辺の目印になる建物を確認することも有効です。初めて訪れる場合でも、迷うリスクを格段に減らせます。待ち時間を快適に過ごすために、会場周辺の飲食店やカフェを調査することもおすすめです。

面接会場周辺の地図を用意し、周辺情報を事前に調べておき、面接当日に余裕をもって行動できるようにしましょう。

身だしなみを整えられるもの

面接に自信をもって臨むためにも、身だしなみを整えることが重要です。面接に役立つアイテムは、以下のとおりです。

  • 手鏡
  • ヘアブラシ
  • コンパクトパウダー
  • リップクリーム
  • 小さな化粧品セット

面接では第一印象が重要視されているため、上記のアイテムを活用して、好印象を与えましょう。
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身分証明書

身分証明書は、面接での本人確認に使用されることが多いため、忘れずに持参しましょう。身分証明書には、以下のものがあります。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 住民基本台帳カード
  • 外国人登録証明書

写真付きで公的機関が発行した証明書を用意しましょう。

印鑑

印鑑は、入社が決定した後に契約書や入社承諾書などに署名・捺印する際に必要になります。使用するのは通常、実印ではなく認印です。認印は小さくて持ち運びしやすいため、小さい印鑑ケースに入れて持ち歩くと便利です。ただし、面接場所や業界によっては印鑑が不要な場合もありますので、事前に確認しましょう。

予備のストッキング

ストッキングが破れるトラブルはよく起こるため、予備を持っていると安心です。新品で未開封のストッキングを1つ用意しましょう。ストッキングは、肌色や黒の無地のストッキングが推奨されます。携帯しやすいように小さく折りたためるものを選ぶと、バッグの中でもかさばりません。

異なる厚みやデザインのストッキングを選ぶことで、天候や服装に合わせた調整が可能です。予備があることで小さなアクシデントにも対応でき、面接に集中できます。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーは、長時間にわたる移動や待機時間でもスマートフォンを充電できるため便利です。適切な容量・充電速度のモデルを選びましょう。軽量でコンパクトなモデルは、持ち運びが容易です。USBポートが複数あるタイプを選べば、スマートフォンだけでなく他のデバイスも充電できるため便利です。

Web面接で準備したいもの

Web面接のために準備しておきたい、おすすめのアイテムを紹介します。

  • ビデオ通話ができるパソコンやスマートフォン
  • イヤホン
  • スマホスタンド

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ビデオ通話ができるパソコンやスマートフォン

ビデオ通話ができるパソコンやスマートフォンを選ぶ際は、カメラの解像度が高いモデルを選びましょう。マイクとスピーカーが内蔵されているかも重要なポイントです。インターネットに接続でき、最新のOSやビデオ通話アプリがインストールされているデバイスを用意しましょう。

通話中の接続がスムーズであり、途切れることなく会話ができるスペックの機種が必須です。セキュリティを最新の状態に更新し、事前にプライバシー設定を済ませましょう。個人情報が外部に漏れる心配が少なく、安心して通話が可能です。

イヤホン

適切なイヤホンを用意することで、面接官とのコミュニケーションをスムーズに進められます。イヤホンを選ぶ際には、クリアな音質を提供するモデルを選びましょう。周囲の騒音を遮断できるノイズキャンセリング機能付きのイヤホンがおすすめです。周りの騒音に邪魔されることなく、面接官の声に集中できます。

スマホスタンド

スマホスタンドは、手を使用せずにスマートフォンを固定でき、ビデオ通話を安定して行えるため便利です。スマホスタンドを使用することで、画面が揺れずにクリアな映像が保たれます。適切な高さと角度に調節できるため、長時間の面接でも疲れにくいです。

面接前に備えておくべきこと

持ち物以外にも面接前には、以下のような準備をしましょう。

  • 会場までの道順の把握
  • 想定される質問の回答の用意

他にも最新の業界情報やニュースに詳しくなることも大切です。業界で起こっている最新の動向を把握することで、面接官とより深い会話が期待できます。

会場までの道順の把握

面接会場までの道順を事前に把握しましょう。会場の住所を確認し、最寄りの交通機関(電車やバスなど)を利用する場合は、ルートをしっかりと調べておきます。地図アプリを利用すると、最寄り駅やバス停から会場までの徒歩ルートも簡単に確認できます。交通機関の運行時間と所要時間の確認も必須です。

道中の目印となる建物をメモしておくと、迷うリスクを減らせます。予測できない遅延にも対応できるよう、余裕をもった出発時間を設定することが重要です。面接当日は余裕をもって会場に到着でき、心に余裕をもって面接に臨めます。

想定される質問の回答の用意

想定される質問は、自己紹介や志望動機、過去の経験など、幅広く対応できるように対策することが必要です。よくある質問の例を紹介します。

  • 職種を選んだ理由
  • 職種に適した経験やスキル
  • 長期的なキャリア目標
  • 過去の成功体験や困難を乗り越えた経験
  • 自己管理やストレス管理の方法
  • チームでの仕事の経験
  • 対人関係スキルやコミュニケーションの工夫
  • 会社を志望する理由
  • 会社の製品やサービス、文化に関する知識
  • 自分の強みと弱み
  • 仕事で直面した問題の解決策

» 面接の流れを解説

自己紹介では、基本情報を簡潔に伝えつつ、職種への興味の理由を明確にすることが重要です。志望動機で企業を選んだ理由や、企業の製品・サービスへの理解を示すことが求められます。経験に関する質問では、過去の成功体験や困難を乗り越えた事例を話し、説得力をもたせましょう。
» 面接での自己紹介の目的と魅力を伝えるポイント

面接官は問題解決能力やストレス管理方法についても質問します。仕事で直面した問題の解決策や、プレッシャーの中での効果的な行動方法について整理しておきましょう。質問に対して、具体的な例を交えて明確かつ自信をもって答えることで、面接官に良い印象を与えられます。
» 面接でよく聞かれる質問と質問意図を徹底解説【例文あり】

まとめ

面接時に持参すべき物をしっかりと準備することは、面接で好印象を与えるために重要です。面接に必要な持ち物は、以下のとおりです。

  • A4サイズの書類が入るバッグ
  • 応募書類の原本とコピー
  • 求人情報のコピーと会社案内
  • 筆記用具
  • スマートフォン
  • 腕時計
  • 現金・交通系ICカード
  • ハンカチ・ティッシュ

上記の持ち物のほかに、身だしなみを整えるための手鏡や印鑑、身分証明書なども準備しましょう。Web面接ではビデオ通話ができるデバイスやイヤホン、スマホスタンドの用意が必要です。持ち物の準備を整えることで、面接に臨む際の自信にもつながり、面接に良い影響を与えられます。

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